No 1

朝もや
F20

73×60

この作品は、ブルゴーニュ地方のボーヌ近辺で取材したスケッチを元にしています。

濃い乳白色の霧に包まれていると、幻想的な温かさをおぼえます。
まるで母の体内にいる幼子のような気分になります。
ふわふわとした幻影の中で、目を凝らせば物体があるようで
しかし次の瞬間それは網膜の作り出した幻になってしまう。



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