No1

夜明けの門
F15 65×54

この作品は10年程前に一度描き上げたものです。

しかし、この主題にはかなり愛着がありますのでもう一度描き直すことにしました。
その結果、イメージとして最初に持っていたものに近くなりました。
あくまで青く深い夜の闇。
その静けさをを切り裂くかのように、朝が訪れる。
音を立てるかのようにまばゆく朝の光が降り注いでくる。

朝はあらゆる活気を帯びて訪れてくる。
けだるく暖かい夜の夢を吹き飛ばすかのように、その予兆として、まず青い光を落とすのである。

そしてあらゆる色彩とあらゆる音楽を携えて一日の舞台がはねるのである。




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