No 6

朝靄のパリ
F8

46×38

この絵はとなりの「朝靄のパリ2」と同時に製作しました。どちらが試作、本作というわけではありません。2つの方式で表現したかったのです。意図的にそうしたわけでもありません。2枚同時に描いていったらたまたまちがった絵になっていっただけです。こちらではオーソドックスな手法で描いていきました。それでも細部の表現をしようとすると拒否されるような思いがしました。
朝もやの中では空気がきらきらしています。物体の色や形は透きとおって見える影のようなものです。主体となっているのは空気と散乱する光の粒です。これらをどう表現したものか。



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