No 03
ポン・ヌフ (LE PONT-NEUF)
F6
41×33
「ポン・ヌフ」はパリに流れるセーヌ川にかかる橋の名前です。「新しい橋」という意味ですが、16世紀に作られたパリで最古の橋です。パリの冬は日が短く、午後3時にもなるともう日が傾き始めます。対岸の建物に低く長い陽光が差し込みます。空気は湿り気を帯びて冷たく体に染み込むようです。古い橋は夕日を受けて薄い絹の夜着をはおったかのようです。