【2003年11月】

11月29日(土)  絵の難しさ
絵の難しさは何でしょう。
部分を見て、作業をしながら、全体を見ていなければならないことでしょう。

全体を見ながら、大まかな仕事をするときほど難しいと感じることはないです。

どこにどういう色を置いたらいいのかが判断できない時。「どんな色でもいいんじゃない?」と思えるときがあります。その時は作業をしていても、作画をしてはいないのでしょう。筆を動かしていて必然性がない。そんなときはとても苦しい。
苦し紛れに、ローシェンナで全体を覆ったりします。
そうすると、何とか見られるようになった気になります。

しかし、危険なのはこの時です。
何とか見られるようになった。絵らしくなった。と思える時、マンネリが始まっています。マンネリになると作業は面白くない。むしろ苦痛ですらあります。
何の創造性もない。
有益でない作業。

どんなことでもそうなのでしょう。
何の役にも立たないと思える作業ほど苦痛なものはありません。

11月21日(金)  突然の個展
12月13日から19日まで、パリでの個展が決まりました。
まったく突然の話なので、受けるかどうか迷いましたが、これからの会場の開拓のためやることになりました。
わたしの絵の販売に協力してくれている PERDRIZET さんがあちこちの画廊に掛合ってくれて、見つけてくれた話です。
画廊の人も興味を持ってくれて、この企画になりました。
かなり無理があるのですが、挑戦してみるつもりです。

11月17日(月)  Webページの更新
ここのところホームページの手直しばかりしています。

少しは形のあるものになってきましたが、なんだかまだ、まとまりのないもののような気もします。
どうしたら、作品を目の前で見るかのように表示できるかを考えています。
モニターを液晶からチューブ式のものに変えました。
おかげで今まで気にならない色むらとかが見えるようになりました。
今まで、何人かの方から色が変だと指摘されたのですが、どこがおかしいのかがわかりませんでした。

11月15日(土)  複製画の販売
一月ほど前、家内が近所のファンシーグッツの店でうちの亭主は絵描きだと話をしたら、親切にも「よかった作品を置いてあげるよ」と言ってくれました。
まあ、絵が売れなくて生活が大変だとか話したのでしょうね。

そこで一週間前に数点の見本を見せましたら、値段がべらぼうに高いというんですよ。そんな高いものは店には置けないそうで、コピーでいいのだから持ってきてくれといわれたんです。

さっそくスキャンした作品を水彩画用紙にプリントしたのですが、ぜんぜんよくない。今度は前より薄くプリントして、上から薄く彩色してみたら、何とか見られるものになったので持って行ってもらいました。一昨日の話です。

今朝、電話がありまして、この前のは売れたから、今度は6点持ってきてくれといわれました。なかなか好調のようです。

11月9日(日)  縮小画像による作品一覧
縮小画像による作品一覧を作りました。
案外作品数がないですね。
第一回の個展が92年で、毎年30点は発表しているのですから、300点はあるはずなのですが、手元に残った作品を描き足して翌年に持ち込んだりとかしているので重複している作品もあります。
それにしても98年以前のはまだページを作ってないので、早く作らねばと思っています。

それにしてもWebページ作りって思っているより大変です。
ここ一ヶ月毎日更新しているのですが、いまだに形になりません。先はまだまだ長いです。

11月1日(土)  ホームページの手直し
ホームページの手直しをしました。
ギャラリーに1999年を追加しました。
なかなか大変な作業で1日をつぶしてしまいました。



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